日本の英語教育のココが変わる!その③
こんにちは!けんたです
3回にわたって
来たる学習指導要領の改訂に伴う
英語教育の変化について
紹介しています
今日は第3回の「高校編」です
高校においての
一番大きくかわるところは
なんといっても
「従来型のセンター試験の廃止」
から
「新しい共通テストの実施」
になることでしょう。
具体的に
英語において
「どのように変わるのか?」
というと
①従来のような
マークシート式+記述問題
②3年間の定期テスト
の成績を加味
③民間の試験機関によるテスト
④従来の「読む」「聞く」
だけではなく
「話す」「書く」まで評価する
これら4つを
総合して合否を決める
ということになりました。
2020年度から実施の見込みです。
「民間の試験機関ってなんですか?」
今のところ名前があがっているのは
・英検
・IELTS
などです
まだ詳細は議論、検討中なので、
「どうやって民間の試験機関
を成績に反映するのか」
「点数の比率はどうなのか」
「「話す」や「書く」のテストは
どのように行われるのか」
などについては、
今後の話し合いが待たれます。
「なんで試験のやり方が
特に英語でこんなに
変わったの?」
今までの大学入試の選抜方法は
「知識がとにかくあれば
大学に入れる」
ちょっと前の
高校生クイズみたいに
知識量が物を言う
という状況でした。
しかし
これのなにが
マズかったかと言うと
「文法や単語さえ知っていれば
大学に入ることができる」
「読むことと聞くことさえ
できればそれでOK」
となってしまい、
英語の本質と
かけ離れてしまって
いたのです
英語というのは
「聞く」「読む」
だけではなく
「話す」「書く」
ことも、
重要かつ
英語の本質の基礎となる
ことです。
このことについては
次回のブログで
もう少し詳しく掘り下げます
なので
従来の試験の
選抜方式を
変える必要が
ありました。
また、
大学が本当に欲している
学生というのは
「知識を知っている」
だけではなく
「英語を使える」
学生です。
だから、
学習指導要領の改訂に
呼応するかのように
全く新しい選抜方法が
実施されるというわけなのです。
「…要するに、
どうすればいいの?」
つまるところ
「本当に使える英語を
早いうちから練習しましょう」
ということです。
今までの試験方式であれば
「使える英語」を
知っていない学生でも
一応大学に入ることは
できました
ですが
これからは、
「使える英語」を
知らない、使えない学生は
希望する大学に行くことが
不可能になります。
学生たちは
日々合格を目指して
受験勉強をします
それこそ
寝る間も惜しみ、
遊びたいという欲を殺し、
文字通り
机にかじりつくように
勉強をするわけです
夜遅くまで塾に籠り、
全国模試の結果に一喜一憂し
少しずつ
志望校に一歩ずつ
近づいていくのです
そんなとてつもない
努力を重ねたのに
大学が
「あなたは使える英語を
わかってないから不合格です」
と判断したら、
血の滲むような努力は
一瞬で水の泡になるのです
そうならないために
今までのような
「1月中旬に受けるテスト
の成績さえ良ければOK」
という考えを
今すぐに捨てさせ、
「高校3年間をかけて
使える英語をじっくり
習得する」
という考えにシフトチェンジ
させてあげてください
「どうやって使える
英語を身につけさせればいいか?」
については
過去の記事で詳しく
まとめてあります。
URLを貼っておくので
読んでみてくだださい
↓「発音の勉強」の仕方↓
↓「文化の勉強」の仕方↓
いかがだったでしょうか?
学習指導要領の改訂が
小中高それぞれで
大きな変化を与えることが
わかったかと思います
あなたが今まで持っていた
教育、ひいては英語の
イメージを今日から
180°
いや、
もはや一周回って
540°
変えてください
そうすることで
あなたお子さんの
「英語力」は
グンと伸びますし、
「学習指導要領が
子どもたちに求める姿」
を身につけさせる
ことができます
それではまた!